人間らしく生きる権利を(佐々井秀嶺上人捨て身の戦法)
日本人でありながら
インド仏教会の頂点に立ち
1億5千万人の仏教徒を導く僧侶
佐々井上人のお話を聴きに行ってきました。
佐々井上人は
インドのカースト制度により
何百年もの間
奴隷のような扱いを受け
迫害され続けてきた
カーストの中にも入れない
不可触民=アンタッチャブルの方々に
どんな国や家、階級に生まれようとも
命は等しく尊いものであること
人間らしく生きる権利があること
を伝え続けられています。
特に力をいれたのが子供達の未来。
大切なのは教育。
自分で考える力だと。
お金がないなら、1食抜いてでも
子供を学校にやりなさいと
親に伝え続けたそう。
学ぶことで今を知り
未来を考えるようになるから。
良い仕事につけ
事業をおこすことができるから。
皆が守られるように
正しい道を歩めるように
機会に恵まれるように
正しい教えを説き続けながら行動され続け
治安最悪と言われた街は
お寺を中心とした清潔で安全な街に
生まれ変わりました。
仕事も選べず
井戸水を飲むことも許されず
ため池の濁った水を飲み残飯をあさり
住む場所も指定され
犬猫以下の扱いをされる
アンタッチャブルの方々。
もし反抗すれば
脚を切られ逃げれないようにされたり
殴り殺されたり焼き討ちに合ったり。
だから
上位カーストからの嫌がらせに、
団結して抗議できるよう
組織作りもすすめられました。
佐々井上人は
仏教の教えを伝えてらっしゃるけれど
宗教に囚われていない。
個の煩悩を取るのではなく
集団の煩悩を取り払うべく
捨て身の戦法で
80歳を超えた今もなお
宗教を超えた社会活動をされています。
佐々井上人の講演や物販の収益は
遺跡発掘やお寺を守ってくれている方々の
お給料に。
そして
集められる寄付金は
学校や病院、養老院建設の費用になるそう。
そんな佐々井上人の心の師は
アンタッチャブルの家庭に生まれ
ひどい嫌がらせや迫害を受けながらも
諦めることなく学び続けられ
奨学金でイギリスやアメリカに留学され
インド独立後、法務大臣となり
差別を撤廃した新憲法を
2年費やし制定された
ビーム・ラオ・アンベルカル博士
ガンジーよりも
真に命の平等を唱え偉業を果たした彼の
意志を継ぎ
今もなお続く差別から
皆が自立し人間らしく生きれるよう
日々健闘されています。
悩み苦しむ方々に寄り添いながら。
日本は平和だけれど、
日本人の心は平穏ではない。
平静ではない。
なぜだろう?
表面ばかりみて
言葉や物質に振り回って
心と心が通い合うことが
無くなっているからだろうか。
幸せになりたくて
誰かを幸せにしたくて
頑張ってきたのに
目的と手段がすりかわり
外ばかりみて
かけがえのないものを
見失ってしまったのだろう。
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超簡単コンポスト(堆肥)トイレ。
昔は
ミネラル豊富なお魚を食べる人間の糞を
田畑にまいていたから
育った野菜達はミネラルが豊富でした。
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